労働の二重性と個人的所有
前回のブログの補足として、「労働の二重性」との関連で個人的所有をとりあげたい。 商品生産における労働の二重性の問題を、労働者の「自己の労働に対する所有」(個人的所有)という視点から考えてみよう。...
View Article日本の社会的所有の現状例
「社会的所有」とは、一般的に(左翼のなかでさえも)広く誤解されているように、私的に所有されている生産手段を国家が取り上げて、その所有権を国家に移すことではまったくない。...
View Article「個人的所有」について(要約1)
私は、『資本論』の論理的レベルでの「個人的所有」を、労働する個人による「自己の労働にたいする所有」、すなわち労働する個人が、その個人に固有な「自己の労働」(協業する他者と自己の関わり、生産手段と自己の関わり)にたいして、自己の意志(他者の意志を排除しない)を貫く領域にたいする様態で関わることだと理解しています。簡単に言えば、労働する個人の自己の意志にもとづく労働ということです。...
View Article「個人的所有」について(要約2)
以上のことから、私はいわゆる「否定の否定」を基本的に次の文脈で理解しています。 ]働する個人による「自己の労働にたいする所有」(自己の意志にもとづく労働) →∋駛椶砲茲襦崑梢佑力働にたいする所有」(労働する個人による自己の労働にたいする所有の否定=他人の意志にもとづく労働) →O働する個人による「自己の労働にたいする所有」(自己の意志にもとづく労働)の「再建」 ここで、上記、...
View Article「社会的所有」について
次に、以上のような、労働する個人と「自己の労働」の関係という個人視点とは別に、社会的に結合した諸個人(「アソシエーション」)という社会視点から、「アソシエ-トした諸個人」と彼らの「社会的労働」(社会的結合労働)との関係について考えてみる。 「個人的所有」と「社会的所有」との区別と関連(「個人的所有」が規定的) 個人的所有-主体=労働する個人 対象=自己の労働、...
View Article